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十日日記


2003-06-08

Link mathabxのつづきとMetaType1

むかし、TeXtraceを使ってmathabxのMetafontソースからType1書体を生成したことがあった。そのType1書体を使っていると、歪みが気になることがある。たとえば等号(=)は上下で太さが異なっているように見える。

気になってきたのでPfaEditを使って生成されたType1書体を見て、制御点の多さに驚いた。PfaEditには無駄な制御点を取り除く機能があるけれど、それを実行しても円に6つも制御点が残ったりする。のみならず、直線――特に斜め線に至っては直線になっていないものもある。とりあえずヒントを自動的につけると等号は整って印刷されるようになったが、本意ない気分が残った。念のために、以上のように少しだけ調整したmathabxのType1を置いておく。

多少の歪みは、TeXtraceがautotraceを使って近似によりType1書体を生成しているため避けられない。筋としては、ここからPfaEditを使って視覚調整を行なうべきだ。しかしながら、mathaはComputer Modernと同じように寸法ごとに書体が生成されているから、これら全部に対して手作業を行なうのは想像するだけで嫌になる。

理想としては、Metafontのソースそのものを利用してType1書体を生成することだろう。「Conversion of TeX fonts into Type1 format(PDF)」「MetaType1: a MetaPost-based engine for generating Type1 fonts(PDF)」を読み、mathabxのような記号書体にはMetaType1が向いているかもしれないと思う。

MetaType1がMetaFogと似ているのは、MetaFontの曲線を曲線としてType1変換するためにMetaPostを使っている点だ。ただし、MetaFogがこの変換作業を半ば自動的に行なってくれる(といってもMetaPostで通らなかったらアウトなのだが)のに対して、MetaType1では作業者の手でMetaFontソースをMetaPostソースに書き換えてやる必要がある。いくつかの支援環境は用意されているが、基本的には手作業になろう。

Tags: PC
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渡辺 慎太郎(na@10days.org)

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