2005-03-31
Link Windows版PostScriptドライバーに泣かされる
Excelの表をEPSファイルにしてLaTeX文書の中に取り込むことを考える。最終的にはPDFファイルにまで変換したい。dvipdfmxを使うかdvipsを使うかは措いておくとして、Excelファイルを処理する方法としては2通り思いつく。(1)DistillerプリンターでPDF化しておき、AcrobatでEPSファイルに変換する。(2)PSプリンタードライバーでEPSファイルを直接作成する。ところが書体まわりでややこしいことになっていて、どちらも実現していない。
まず不可解なのが、プリンター設定をAdobe Distillerにすると画面上では入っているはずの印刷範囲が切れてしまう問題が発生する。これには手を焼き1時間近く格闘した末、いったんOpenOffice.orgのCalcで読み込んだあとCalcからExcelファイルを出力させることで、まともに印刷できるファイルができた。ところがその先でもつまづく。(1)にしろ(2)にしろ、生成されたEPSファイルがうまく扱えない。dvipdfmx(実質的にはGhostScript)ではエラーを起こすし、そもそもIllustratorで開けない。「WindowsのPostScriptプリンタドライバには致命的なバグがある」というのは偽りではなさそうだ。
しばらく途方に暮れていたのだが、嘆いていても始まらない。Basilisk IIでMac OS 7.6.1を起動し、CDケースに眠っていたMacintosh版Excel 5.0(Excel 95相当)をインストールする。このMacにはOCFのビットマップフォントが入っているので、フォント埋め込みはできないもののAdobe PS Driverによる正しいPostScriptコードが出力できる。モリサワOTFフォントが手元にあれば、Distillerを使ってフォントを埋め込むこともできよう。基本書体パッケージくらいは買っておこうか。