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十日日記


2006-10-02

Link 掲示板を据え付ける

マグネット式の掲示板は青白い光沢があって好みではないし、かといって画鋲で留める掲示板も使っていくうちに穴だらけになって美しくない。ところが1年ほど前、両対応の掲示板をはじめて見た。表面はザラザラした布地なのだが、後ろにはおそらく鉄板が引いてあって磁石で留めることができる。

その掲示板は今月からアスクルで入手できるようになっているが、寸法が120cm×60cmと巨大なので、家の壁に据え付けるのには躊躇してしまう。Webをあたった結果、ライオン事務器の90cm×60cmの掲示板(23TB)がSBDという会社で購入できることがわかり、発注してみた。先週届いていたのだが、おとといようやく据え付けたところだ。

磁石のほうも、昔ながらの碁石のようなものばかりではない。押しピンと見まがうような細長い商品もある。意外と強力で驚くほどだ。

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2006-10-03

Link 電波時計のモラルハザード

壁に掛かっている安物の電波時計を何気なく見たら、時刻が5分遅れている。窓はブラインドで覆われているから電波が届きにくいことは確かなので、たまたま電波を拾い損ねたのだろうと思い、深くは考えなかった。数日後、再び時計を見たら、今度は15分も遅れている。日差3〜4分とは酷い出来だ。正しい時刻が知らされるのをいいことに、駆動部の精度に手を抜いているのではないかと疑いたくなる。

この件をきっかけに、ちょっと時計に興味が湧いた。ついこのあいだ知ったのは、スイスに存在する「独立時計師」と呼ばれる職人たちだ。彼らは大手製造業者に属さず独自ブランドの機械式時計を作っている。これらの時計はカラクリを愛でる装飾品であり、数百万円という値がつく。これは独立時計師のものではなくてドイツ製の時計だが、ランゲ&ゾーネという会社のダトグラフ・パーペチュアルはいいなあと思う。絶対に買えないけれど。

もう少し現実的な話をすると、時計には日付があったほうが便利なことは事実だ。咄嗟に日付を知りたいことが稀にある。上に掲げた「パーペチュアル(perpetual)」は永久カレンダーで、大小の月を調整する必要がない。電波式でないクォーツの場合には、100年分のカレンダーを内蔵しているそうだ。ただし調整をしくじると裏蓋を開けて内蔵カレンダーをリセットしなくてはいけないらしく、お気楽感は下がる。

あとは、針が太くて文字盤がはっきりとしているのが実用的だ。丈夫だとなおよい……などと私の趣味を連ねていくと、やがてミリタリーウォッチに行き着く。十数の製造業者の製品を眺めて最もまとまりがよいと思ったのはビクトリノックスという会社の製品で、エアーボス マッハ1というものだ。ヨドバシカメラでも買える程度に大衆的なので、買えなくもない値段である。それでも今の時計は痛く気に入っているので、購入機会は当分なさそうだ。

ちなみに壁掛け時計ではセイコーKS451Mが好みだ。主にバスで見かける。丈夫で長持ちするところがいい。

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2006-10-05

Link 直流点灯方式

しばらく前にバイオライトについて書いた。この電気スタンドの最大の御利益は、交流を直流に変換しているためチラツキが少ないことだ。その一方で最大の欠点は、ミニクリプトン球を昇圧して点灯させているため発熱が大きいことだ。電球を蛍光灯に変えれば発熱は少なくなるが、直流の蛍光灯は実現不可能だと思っていた。

ところが最近、蛍光灯であるにもかかわらず直流点灯方式を実現した製品を発見し、動揺している。2005年に発売されたケイエコライトがそれだ。インバーター方式でないとすると転極の必要があるが、数秒おきに行なうようになっているのだろうか。明かりの具合がどんなものか確かめてみたいのだが、まだ価格がこなれていないので購入はためらわれる。

いずれにせよ、バイオライト以外にもチラツキのなさを謳った製品が登場したのは嬉しいことだ。

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2006-10-08

Link eoのSMTP AUTH

eoホームファイバーのSMTP認証専用サーバーは、smtpauth.eonet.ne.jpである。ところがPostfixの設定で、先のサーバーに中継させるようにすると、認証に失敗する。ログを見ると多段階の中継になっている雰囲気だ。

幸いなことに、同一の事例がPostfix-jp Mailing Listに挙っていた。原因は、smtpauthがeoのDNSサーバーでCNAMEで登録されている点にある。

$ dig smtpauth.eonet.ne.jp

; <<>> DiG 9.2.4 <<>> smtpauth.eonet.ne.jp
;; global options:  printcmd
;; Got answer:
;; ->>HEADER<<- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 37022
;; flags: qr rd ra; QUERY: 1, ANSWER: 2, AUTHORITY: 2, ADDITIONAL: 2

;; QUESTION SECTION:
;smtpauth.eonet.ne.jp.          IN      A

;; ANSWER SECTION:
smtpauth.eonet.ne.jp.   86400   IN      CNAME   aa0000-msas01s.eonet.ne.jp.
aa0000-msas01s.eonet.ne.jp. 86400 IN    A       203.140.81.12

『Postfix詳解』のp.269によれば、このような定義の仕方は望ましくなく、Aレコードで定義しなくてはならない。かといってそんなことを言っても始まらないので、Aレコードで定義されているaa0000-msas01sを使うことで対処した。

追記2010-03-01。smtpauth.eonet.ne.jpがAレコードに登録されるようになった。

Tags: PC

2006-10-13

Link 新しいメール便

クロネコヤマトのメール便は安価だしコンビニから送れるので利用してきたのだが、コンビニの側からすれば迷惑な商品だろうと思ってきた。何しろ通常のレジ業務に加え、台ばかりで重さを測定して値段を算出し、親書でない旨の内容確認を客に取って領収印を押さなくてはならない。そのわりに単価は数百円だから、店舗の利益は数十円だろう。店が混んでいるときなどは、気づつない思いをしたものだ。

この10月からメール便の仕様が変わった。重量別料金が撤廃され、かわりに厚み(1cm、2cm)と判型(A4、B4)とで料金が決まることになったのである。きのう新制度になってはじめてセブンイレブンでメール便を出してみたら、厚みを測定するためモノサシに切り欠きを入れたようなプラスチックの道具が用意されていた。台ばかりを取り出すよりも手軽だろう。

そのほかの変更点としては、メール便のページを参照。東京大阪間では到着に4日かかるようになった。半面、価格は引き下げられている。ダイレクトメールを送る企業にとっては望ましい改定だろう。

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2006-10-16

Link 自動積立プログラム

今週から楽天証券が海外ETF(Exchange Traded Funds:株価指数連動型上場投資信託)の取り扱いを開始するニュースが、株式投資方面でちょっとした話題になっている。外国株式インデックスファンドは国内でも買えないことはないが、信託報酬は米国より0.5%以上高い。海外ETFの信託報酬は0.1〜0.6%あたりなので、廉価な投信として歓迎されそうだ。

インデックスファンドは結局のところ、その国の市場の平均的な成長をあてにしたものだ。だから10年超の長期投資が前提だし、またその国が経済成長を遂げることも前提になる。したがって、経済規模(人口)の長期的な縮小が目に見えている日本株のインデックスファンドを買う気が起きないのだが、かといって外国株のインデックスファンドで購入手数料無料のものは2本しかない(確定拠出年金用を除く)のが現実だ。楽天の海外ETF取り扱いは、この状況に風穴を開けるかもしれないという期待がある。

ところで長期投資では、一般にドルコスト平均法が推奨される。名前はいかめしいが、要は毎月10万円ずつ積立てるといった定期定額積立のことだ。証券会社によっては特定の投信を自動的に購入してくれるプログラムを備えていて便利なのだが、今のところ購入のタイミングは月単位のところばかりだ。販売手数料がかからないのであれば、理論的には購入間隔は可能なかぎり狭く――すなわち毎日買ったほうがいい。貴金属の世界では行なわれている(渋い四コママンガに注目)ことだから、いずれ証券にも波及するだろうか。

月に1度しか自動積立できない現時点では、どの日に積立てるのがよいか。金融の世紀というページでは、外国株式の「積立日は1日、24日、25日がお得そう」という。Yahoo!ファイナンスから時系列データを引っ張ってきて調べてみても、そんな感じだ。ついでに書くと、月曜日は下げる傾向にあり、週の後半で伸びるようだ。

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2006-10-20

Link 腕時計の選定

ひと月ほど前から腕時計に興味をもち、あれこれ思案してきた。腕時計趣味は、精緻な作り物という点では宝石やメガネ・万年筆の趣味に通ずるものがあり、動作機構というメカニカルな側面に着目すると自動車趣味に通ずる。幼少時の工作経験が不足しているからか私はメカニクスに関心が抱けず、その点に劣等意識があった。パンクの修理ひとつできないというのは、ずいぶん情けない話だ。せっかく腕時計に興味をもったのだから、ムーブメントの理解につなげたいと思った。

そこでとりあえず、並木浩一『腕時計一生もの』(光文社新書、2002年)、本間誠二監修『機械式時計【解体新書】』(大泉書店、2006年)を読んでみた。時計部品の用語で名前を知っていたのはリュウズくらいという素人だから、両書はいちいち為になった。たとえは並木(2002)にあった「私は時計を大事にしなさそうなひとには実はロレックスしか薦めません」というくだりだ。ロレックスの長所は頑丈なことだそうで、革製品の世界におけるルイ・ヴィトンと同じだ。立ち居振る舞いが洗練されていない成金には打って付けのブランドなのだなあと感心した。

本間(2006)は、第2章「時計はどのように時を刻むのか」で機械式時計の動作原理を図解している。時計を巻くだけでも、リュウズで得た動力を主ゼンマイに蓄積するまで7段階を経ている。用語に日本語が多いのは、日本への技術導入が早かった表われだろう。この章を繰り返し読んで、時計の機構がそらんじて説明できるようになりたい。なお、同書は「機械式時計」と銘打ってあるが、クォーツ式の説明も一通りしている。

これらを読んだ上で、さらに「機械式時計に見る現代の幻想と現実をめぐる話」を見た。数万円から十数万円という価格帯の「廉価な」スイス時計にはETA2824系列のムーブメントが載っていることが多いが、安かろう悪かろうで精度は悪いし長期使用に耐えない――というような話だ。機械式時計は日本で静かに流行しているらしいのだが、しっかりとした製品を手に入れるにはクォーツよりも1桁から2桁多い資金を注ぐ必要があるようだ。

最終的に私が選んだのは、SEIKO Premier Kinetic Perpetual SNP005P1というものだ。セイコーの海外モデルである。永久カレンダー搭載かつ革バンドという条件で探すと、該当する腕時計はかなり絞られてくる。私の手に届く5万円以下の製品となると、さらに少なくなる。国内モデルは高くて手が出ない。

キネティックというのはクォーツに自動巻きの要素が取り入れられていて、腕の動きから発電して電力をキャパシタ(コンデンサ)に蓄える。よって電池交換が不要で一体成型が可能になるので頑丈にできる――と本間(2006)にはあった。まあ、電池交換が不要でもキャパシタは交換する必要があろうが、メンテナンスフリーで10年ほど保ってくれることを期待している。……などと書いたが、調べてみると7DはキャパシタではなくLiIONバッテリだそうだ。

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2006-10-23

Link 青い『新スタートレック』

『スタートレック』「TNG」のDVDが再パッケージされて廉価に売り出されたので、折を見ては買っている。シーズンを2分冊にして購入単価を下げたので手が届きやすいし、紙の外箱も小さくて本棚に並べても違和感がない。「DS9」もこうなってくれないだろうか。

米国ドラマの放映方法について補足しておくと、彼の国では半年間にわたって連続放送し、そのまとまった部分をシーズンと呼ぶ。その後半年は再放送でしのいで(基本的にはスポーツが優先される)、明くる年に次のシーズンが始まる――という具合だ。TNGは7シーズンあるので、7年間つづいた計算になる。

私がTNGを見だしたのは第3シーズンの2作目「移民の歌」からで、いま思えば実に幸運なタイミングだった。TNGはこのシーズンから洗練されていき、内容が充実してくる。第1シーズンを再放送で少しだけ見たことがあるのだが、B級映画のような内容に途中で見るのをやめてしまった。

というわけで、第1・第2シーズンをまとめて見たのは今回が初めてである。第1シーズンは、一言でいうと青い。アメリカ人のリベラルな楽天的主張が前面に出てきて辟易することもある。とはいえ、Qが初回から登場していたのには驚いた。第2シーズンは玉石混淆だが、Dr.ポラスキーがいい味を出している。

本編はともかく、特典映像はよかった。いろいろな方面から小物をあさって模型を作る様子は、見ていて感心する。ラフォージのバイザーは69セントの髪留めだそうだ。また、未来技術を登場させる別の意図もわかってよかった。スタートレックに転送技術が導入されたのは、地上探査任務でシャトルを飛ばすシーンを撮らなくて済むからだそうだ。予算もカットも節約できる。

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本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

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2006-10-26

Link 時計とメガネの重量バランス

SEIKOのSNP005P1を装着しはじめて1週間近く経つ。気がついた点・考えた点がいくつかあるので、ここで述べておく。

この腕時計は、十年来流行している「デカ厚」のケースだ。日付を文字盤2つで十の位・一の位に分けて表示するビッグデイトに加え、24時間針に月針、さらには閏年まで見えるようにしているのだから、無理もない。この方向をもっと推し進めたのはシチズンのコンプリケーションで、永久カレンダーに加えてミニッツリピーターまで搭載する有様だ。ケースが50mm×45mmというから相当な大きさである。

私はマウスよりも重たいものを持ちたくないような非力な人間なので、それまで25gだった腕時計が89gに変わったために、装着していることを意識せざるをえない。これは望ましいことではない。いま試しに元の時計に戻してみたら妙な違和感があったので慣れの問題もあるだろうが、室内派の人間に「デカ厚」は似つかわしくはなかろうと思う。50歳になったとき、この時計が装着できる自信はない。

最近、「よい時計講座(1) フィット感」という記事を読んで、すこぶる感心した。「腕にフィットしない時計は、まず時計本体とブレス(もしくはバンド)のバランスが悪い」か、あるいは時計本体でも「文字盤側が重い時計」であるという。重さのことは考えていたけれど、バランスまでは気がつかなかった。そして、メガネと同じだと思ったのだ。

メガネの部品を大きく2つに分けると、フレームとレンズとになる。フレームの世界では、たとえばエアチタニウムのように水に浮く軽いものが存在し、それなりの人気を博している。しかし実際にはレンズの重みがあるのだ。陳列されている伊達レンズは薄くて軽いプラスチックだから重みは無視できよう。ところが強度近視用のレンズは分厚く重い。このため、重心がレンズ側に過度に寄ってしまい、鼻当てでレンズの重さを感じることになってしまう。私がレンズの重みを意識するようになったのは、今のレンズにしてからだ。いちど聞いてみたいが、フレームの設計者はレンズの重みをいくらだと仮定しているのだろうか。

話を時計に戻す。私は時計を実用本位で見ているので、保守にかかる負担が少ないものを好む。時計の搭載機能として永久カレンダーが重要なのは、日付を直す手間が省けるからだ。定期的な注油が必要な機械式は論外だし、電波時計は受信失敗のリスクがある。太陽光発電は光を気にしなくてはいけないし、キネティックはローターの故障が気にかかる。これらは2次電池やコンデンサを使用するが、そちらの寿命が明確ではない。故障時の対応を考えると、海外ブランドは除外される。

以上から導かれる最善の実用時計は、永久カレンダーを搭載し、電波時計非搭載で誤差が年差レベルであり、電池の寿命が長い国産クォーツということになる。突然の電池切れの危険を防ぐため、電池切れ予告装置も必須としたい。さらに、先に述べた大きさや重量のバランスも考慮に入れて腕時計を探していくと、実はザ・シチズンしか残らなかった。おもしろくも何ともない結論だが、いつかはザ・シチズンが買えるようになりたいものだ。

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2006-10-31

Link 時限強制リセット

ひかり電話(NTT西)の通話障害は我が家にも直撃した。このていどの事故はNTT東の状況から想定していたので、特に不都合はない。そういえば10年ほど前、トラフィックの集中はIP網の宿命で非効率的だとして、インターネットをWindowsとともに「使えない」事実上の標準として批判していた記事が東大計算機センターの広報誌に載っていた。

今度の事故のような大規模な現象だとニュースにもなって一般人も気がつきやすいだろうが、それより頻度が多いのではないかと私が危惧しているのは装置のハングアップだ。フレッツ光プレミアム(マンションタイプ)の関係で、電話機につながっている機械は合計3台あり、いずれも常時接続になっている。このうち1台でもハングすれば通話が不可能になるが、そうなったとき機械に不案内な者が対処できるだろうか。ハングも毎週起きれば「またか」となるのだが、数カ月に1度のような頻度だと、素人はすっかり忘れているかもしれない。

確実なのは、タイマーコンセントを機械と接続し、毎日強制的に電源再投入されるようにすることだ。この手の目的のために、小型でデジタル式のタイマーコンセントが出てもいいと思う。出力は小さくてもかまわず、100Wも出せれば十分だろう。常時電源投入のわりに虚弱なアナログ回路の機械は少なくないから、強制リセットコンセントは行けるかもしれない。UPSに備わってもいい。

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渡辺 慎太郎(na@10days.org)

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