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十日日記


2006-10-26

Link 時計とメガネの重量バランス

SEIKOのSNP005P1を装着しはじめて1週間近く経つ。気がついた点・考えた点がいくつかあるので、ここで述べておく。

この腕時計は、十年来流行している「デカ厚」のケースだ。日付を文字盤2つで十の位・一の位に分けて表示するビッグデイトに加え、24時間針に月針、さらには閏年まで見えるようにしているのだから、無理もない。この方向をもっと推し進めたのはシチズンのコンプリケーションで、永久カレンダーに加えてミニッツリピーターまで搭載する有様だ。ケースが50mm×45mmというから相当な大きさである。

私はマウスよりも重たいものを持ちたくないような非力な人間なので、それまで25gだった腕時計が89gに変わったために、装着していることを意識せざるをえない。これは望ましいことではない。いま試しに元の時計に戻してみたら妙な違和感があったので慣れの問題もあるだろうが、室内派の人間に「デカ厚」は似つかわしくはなかろうと思う。50歳になったとき、この時計が装着できる自信はない。

最近、「よい時計講座(1) フィット感」という記事を読んで、すこぶる感心した。「腕にフィットしない時計は、まず時計本体とブレス(もしくはバンド)のバランスが悪い」か、あるいは時計本体でも「文字盤側が重い時計」であるという。重さのことは考えていたけれど、バランスまでは気がつかなかった。そして、メガネと同じだと思ったのだ。

メガネの部品を大きく2つに分けると、フレームとレンズとになる。フレームの世界では、たとえばエアチタニウムのように水に浮く軽いものが存在し、それなりの人気を博している。しかし実際にはレンズの重みがあるのだ。陳列されている伊達レンズは薄くて軽いプラスチックだから重みは無視できよう。ところが強度近視用のレンズは分厚く重い。このため、重心がレンズ側に過度に寄ってしまい、鼻当てでレンズの重さを感じることになってしまう。私がレンズの重みを意識するようになったのは、今のレンズにしてからだ。いちど聞いてみたいが、フレームの設計者はレンズの重みをいくらだと仮定しているのだろうか。

話を時計に戻す。私は時計を実用本位で見ているので、保守にかかる負担が少ないものを好む。時計の搭載機能として永久カレンダーが重要なのは、日付を直す手間が省けるからだ。定期的な注油が必要な機械式は論外だし、電波時計は受信失敗のリスクがある。太陽光発電は光を気にしなくてはいけないし、キネティックはローターの故障が気にかかる。これらは2次電池やコンデンサを使用するが、そちらの寿命が明確ではない。故障時の対応を考えると、海外ブランドは除外される。

以上から導かれる最善の実用時計は、永久カレンダーを搭載し、電波時計非搭載で誤差が年差レベルであり、電池の寿命が長い国産クォーツということになる。突然の電池切れの危険を防ぐため、電池切れ予告装置も必須としたい。さらに、先に述べた大きさや重量のバランスも考慮に入れて腕時計を探していくと、実はザ・シチズンしか残らなかった。おもしろくも何ともない結論だが、いつかはザ・シチズンが買えるようになりたいものだ。

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渡辺 慎太郎(na@10days.org)

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