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十日日記


2007-04-01

Link タイミングの問題

Windows デスクトップ サーチを自宅のPCに導入して1カ月たつ。便利なのでそのままにしているが、PCを起動した直後から索引作成が開始される点が気に入らない。これは職場のPCに導入したActive Virus Shieldも同様で、起動時にバージョンチェックを始める。PC起動時には利用者がやりたいことがある(だから起動したのだ)わけで、起動直後の数分間はCPUパワーを明け渡したくないのだ。5分なり10分なり、少し落ち着いてからソフトウェアの自動更新作業が開始されるといいのに。

話は変わるが同じタイミングの問題として、デスクトップカレンダーという壁紙にカレンダーを張る(正確には描画して終了するのでソフトウェアは常駐しない)ソフトについて。表示設定を変更することが可能で、私は当月・翌月・翌々月の3カ月を横に並べて表示させるようにしている。ところが今日みたいな月初めだと、先月のカレンダーが見たいことがあるのだ。3日か4日経ったあたりでカレンダーが切り替わると便利だろう。

Tags: PC

2007-04-02

Link 「特殊から一般」か「原則から例外」か

指導順序の原則として、「特殊から一般」ということがよく言われる。具体例を挙げたのちに話を一般化せよ、ということだ。多変数を考えるときにも先に2変数で説明しておくと話がスムーズになったりする。しかしそれと同時に「原則から例外」へということも言われる。たとえば英語の過去形を習うとき、先に規則動詞によってed付加による過去の作りかたを学んでから不規則動詞へと進んだほうが生産的だし、実際そうなっている。

ここで問題となるのは、(a)特殊から一般、(b)原則から例外という順序は対立しているように見える点だ。ある事柄を教えるとき、(a)(b)のどちらの方針を採るべきだろうか。

算数や数学の計算においては(b)が適していることが多い。これは水道方式の重大な成果のひとつだが、水道方式は主に小学校算数の指導法として認知されているため、それを中学・高校の代数計算(「微積分」も概念を把握したあとは代数計算と変わらない。特に積分はそうだ)へと結びつけることは広くは知られていないようだ。

たとえば分数多項式の和を考えてみよう。(1)\color{red}\frac{2x-3y}{2} - \frac{x - 2y}{3}というような計算である。このときに「水源」となるのは、いま挙げたような、(a)どちらの項も何倍かして通分する必要があり、(b)分子を計算した結果いずれの文字も残るようなパターンである。これに習熟したのち、(2)\color{red}\frac{2x-3y}{2} - \frac{x - 2y}{4}のように一方だけの通分や(3)\color{red}2x-3y - \frac{x - 2y}{4}のような片方が非分数の形になるパターンに取り組むとよい。たしかに(2)や(3)のほうが計算量は少ないのだが、計算のコツを飲み込むには(1)が向いている。

ところが、教材によってはマズイ順序で並べているものがある。育伸社のシリウスなど例題で(1)のような問題を見せているにもかかわらず、練習問題の最初の数題は(3)のようになっている。これでは生徒を戸惑わせるだけだ。因数分解でも\color{red}(x+a)^2のあとに\color{red}(x+a)(x+b)を持ってきていて、ちょっと理解に苦しむ。このシリーズは英語の出来が見事なのにくらべて数学がイマイチなのだが、会社の伝統なのだろうか。

数学の問題集で、しかも計算の単元ともなれば、どれも同じような構成だろうと思う人があるかもしれない。しかし現実には、一見すると工夫しようのないような単元にも教材作成業者の腕の見せどころはあるものだ。

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2007-04-04

Link JIS 2004落ち穂拾い

ダイナフォントのTrueType 600+欧文3000 Vista対応版が届いたので、JIS2004字形のと日本語フォントを見てみた。ファイルの拡張子は従来と同じttcだが、データ格納方式は従来と異なるのだろうか。(1)FontForgeで開くことができず、breakttcも使えない、(2)Internet Explorerの表示用フォントに指定できない、(3)PhotoshopなどのAdobeアプリでフォントファミリが認識される――といった事実を確認している。とりあえず表示させてみた教科書体で、しんにょうの表外字がことごとく点2つだったのには萎えた。

続・葛城市問題(飛騨市とJIS漢字と「MS 明朝」)で何より驚いたのは、飛騨の騨の正字「驒(U+9A52)」が、JIS2004対応のMSフォントを入れたInternet Explorer 6で正しく表示できている点だ。以前試みたとき、JIS X 0212収録の文字(鷗(U+9DD7)など)はIE 6で表示できたものの「驒(U+9A52)」は中国語フォントで表示されていたため、JIS第三水準・第四水準で新たに割り当てられた文字はIEではうまく表示できないものと思っていた。(Firefoxならば問題がなかった。)試験環境の違いで気づくのは、私がPukiWiki上で試したときにはEUC-JPだった文字コードが、ブログではShiftJISになっている点だ。

InstFont.infoではWindows PCに搭載されているMSフォントがJIS90かJIS2004かを判定できるはずなのだが、Windows XP SP2にJIS2004フォントを入れてIE 6で見ると、予想に反して「辻」が一点しんにょうで見えてしまう。(先ほどと同じくFirefoxでは問題ない。)なんなのだろう。フォントキャッシュのせいなのか、それとも文字コード(こちらはUTF-8)のせいなのか。ついでに、MS Pゴシック (JIS2004) のビットマップがキモチワルイというブログ記事は、JIS2004対応のMSフォントでビットマップがどのように劣化したかを画像で示している。まさに一目瞭然である。

追記。このtdiaryでも驒は正しく表示できている。となると、PukiWiki(というかPHP)でのエンコーディング変換において問題が生じているのかもしれない。たしかにEUC-JPの範囲外の文字ではあるし。

Tags: PC

2007-04-06

Link 「皮質」で見るか「皮質下」で見るか

東京に行ったときに毎回しているのは、あたりの新古書店を巡って古本を買いあさることだ。新古書店の品揃えは地域の文化水準を如実に反映していて、都心から離れるに従って質が落ちていく。

講談社ブルーバックスは、新古書店で購入することが多いシリーズだ。組がよくないのと新書のわりに値が張ることから、どうも新刊を買うのには敬遠してしまう。ちなみに塩野七生『ローマ人の物語』も、東京で買ってホテルで暇つぶしに読むことにしている。

視覚世界の謎に迫る さて、そうして購入した1冊に山口真美『視覚世界の謎に迫る――脳と視覚の実験心理学』(講談社、2005年)がある。表紙カバーに北岡明佳氏の有名な錯視図形(まがい)が載っていたので錯視の話かと思ったのだが、実際にはヒトの視覚システムを乳児の視覚発達調査から解明する試みであった。(北岡氏の名前がまったく出てこないが、版権に問題ないのだろうか。)

生まれたばかりの乳児は聴覚に比較して視覚がほとんど発達していない。子宮内に光は届かず音だけの世界なのだから、これは当然のことだ。ところが新生児も、物体の動きには反応する。実は眼から入力した情報のうち、ゆっくりと見る情報が大脳皮質で処理されるのに対し、緊急な情報は大脳皮質下で処理される。皮質下は進化的に古く、発達の早い段階で発現するという(p.63)。生後3月以内では、皮質下のみが機能しているらしい(p.78)。(生後10カ月を越えると動きの認識に皮質も関わるようになるが、その関与は未解明だという。)

その後、視力が発達した生後3カ月ごろには「形」を認識しはじめるようになり、両眼機能が完成する生後4カ月ごろから「空間」を認識しだす。ただし顔だけは例外で、新生児は生後11時間から12時間で母親の顔を覚えるという(p.178)。ほとんど刷り込みの領域だ。なお、認識開始と完成とは別問題で、「形」の認識が完成するのは「空間」よりも遅れるのだそうだ(p.59)。

解説では乳児だけでなく脳機能に障害を抱えた患者や開眼者の例が出てくるが、いずれも興味深い。たとえば物体失認という障害では、図形と背景とが区別できなくなる。だから歯ブラシを見せて何が見えるか尋ねると、「黒いものがくっついた毛が生えたもの」と答える。つまり、歯ブラシ本体と影とが区別できておらず、影を歯ブラシの一部だと見ているのだ(p.134)。また触覚で物体を感じる視覚障害者は、前面・背面・側面などの区別がなく「同時に」感じとることができるのだという(p.132)。

0歳児がことばを獲得するとき これも新古書店で買って紹介しようと思ったまま忘れていた新書だが、正高信男『0歳児がことばを獲得するとき――行動学からのアプローチ』(中公新書、1993年)というものがある。これは、先の本の言語版といったところだ。ついでに紹介しておこう。

聴覚の発現は視覚よりも早いと書いたが、完成するのはいつのころか。ニホンザルの実験によって、それが「生後」ではなく「受精後」から数えた特定の時期であることが判明している(p.10)。つまり早産だと完成が遅くなる。

視覚は専ら入力だが、言葉の場合には出力も問題になる。ヒトの場合、生後3カ月まではチンパンジーとほとんど同じ喉の構造をしているから、しゃべることはもちろんできない(p.60)。そうなっているからには利点もあって、養老孟司の『脳の見方』か『ヒトの見方』か忘れたけれども直立歩行のせいで人間は餅を喉に詰まらせるようになったと書いてあったが、新生児の喉はサルと同じなので母乳で窒息死することはない。それどころか、このころは呼吸しながら飲み込むこともできる。

私が興味を抱いたのは母親語(p.101)と赤ちゃん言葉(p.114)との違いである。乳児に対するとき、母親の言葉の抑揚が大きくなり声は高くなる。こういった「話し方」が母親語で、なぜか赤ちゃんは高い声に対する感度が高いので、真似しやすくなる効果がある。一方の赤ちゃん言葉は、ブーブーだとかニャーニャーといった幼児語だ。母親が母親語を話すのが人類に普遍的に見られる現象であるのに対し、赤ちゃん言葉はあくまで文化的な現象なのだそうだ。

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2007-04-09

Link Wordの数式フィールド

数式エディタMicrosoft Wordで数式を挿入するときには、数式エディタ(MathTypeの簡易版)を使用するのが一般的だと思われる。標準的な状態だと〈挿入〉-〈オブジェクト...〉-〈Microsoft 数式 3.0〉とたどっていく必要があるので短縮ボタンをツールバーに置いているのだが、それでも面倒ではある。

数式フィールド ところが偶然にも、差し込みフィールドに似た「数式フィールド」なるものがWordの機能として存在していることを知った。挿入は〈挿入〉-〈フィールド...〉メニューから行なうが、Ctrl+F9の短縮キーがある(参考:Mathematical editing in Word理系教師のためのWord)。

フィールドの利点は、(1)根号や分数・極限・総和などのために簡単なタグが使えること、(2)外部アプリケーションを使わずWord内部で処理できること、にある。(1)と(2)とがあいまってキー入力による軽快な数式入力が可能になるし、もっと重要なのはマクロに乗せられることだ。漢文に使っておられる方もいる。Wordは忌避していたのだが、もう少しマジメに取り組まないといけないかもしれない。

Tags: PC

2007-04-11

Link VBScriptファイルのインクルード

WSH(Windows Scripting Host)のスクリプトファイルを作成しているとき、スクリプト内で別のファイルを実行できたらいいのにと思ったことが何度もあった。外部スクリプトファイルの実行はWSHでは不可能だと今まで思っていたのだが、実はVBScriptではトリッキーな方法で可能であると「WSH:外部ファイルのインクルード」で知った。いったんファイルの全文を文字列として読み込んでからExcecute文を実行するというカラクリである。名前空間は分離していないので同一名の関数は上書きされてしまう点に注意が必要だが、それでも実に便利だ。

また、WSF(Windows スクリプトファイル)という一種のコンテナファイルも初めて知った。.wsfファイルはXMLで記述するようになっていて、VBScriptやJScript、Python、Perlなど複数の言語を1つのスクリプトファイル内に記述できる。このほか、「vbscriptでマシン語を使う」なんて記事にも遭遇した。

.vbsファイルはTeraPadで編集していたのだが、IDEに慣れた身には補完機能がないのは厳しい。WSH補完クンとの出会いはまさに天佑神助で、作業効率がずいぶん向上した。

Tags: PC

2007-04-13

Link SATAのリムーバブルケース

電源交換をしたeMachines J6442のつづき。ついでにHDDを常時交換可能にしておこうと考え、ラトックのSATA対応リムーバブルケースSA-RC1-SVを購入した。さっそく分解してみると、4cm角ファンの電源コネクタがハンダづけされている。隙間のない5インチベイにファンを付けたところで気休めにしかならないうえ小型ファンは耳ざわりなのでIDE版ではファンを撤去しているのだが、SATA版は容易には外せない。

もっと大きな問題がJ6442の5インチベイにあった。下のベイの高さが少し足りないのだ。金具を折り曲げてSA-RC1-SVを無理やり差し込んだが、表面の塗装はカンナくずのように剥がれてしまった。それで電源を投入したものの、電源が静かになったせいでディスクやファンの音が目立つようになり、10分と耐えられなかった。結局HDDは元通りSmartDriveに格納する。

Tags: PC

2007-04-14

Link MS Pゴシックにパッチを当てる

JIS2004字形に対応したMSゴシック(msgoth04.ttc)の一部ビットマップが低品質なことは何度か書いた。好事家のあいだでは話題になっているし、「2」(9pt)のビットマップなど素人目にも明らかな改悪もあるので、そのうち古川享ブログで取り上げられてMSKKも対応するだろうと予期していたのだが、そういう気配はない。

某巨大掲示板にはパッチの1つや2つ定めし載っていようというわけでアクセスしてみると、果たして以下のような投稿を目にした(「2のフォントがおかしい件について part1」のNo.73)。

GDIの脆弱性修正と一緒に、ついでにフォント入れてみたら
物凄い文字に置き換えられてマジ頭にきたのでパッチ作ってみた

修正内容は、MS Pゴシック 9pt と、MS UIゴシック 9pt の、
・ 半角カッコ「()」のビットパターンと配置位置を従来の状態へ復元
・ 半角ピリオド「.」の配置位置を以下同
・ 半角数字「2」のビットパターンを以下同
半角カタカナの「ケ」の文字幅変更については改善だと思うので放置 (AAとかはズレると思うけど)

FILENAME msgoth04.ttc
0006BE98: 00 01
0006BEA0: 24 22
0006BEA1: 48 44
0006BEA2: 80 00
0006BEAD: 49 4A
0006BEAE: 4A 50
0006BEDC: 01 00
0006BF17: 10 11
0006BF18: 88 11
0006BF19: 88 10
0006BF1A: 78 F8
00070609: 00 01
00070611: 24 22
00070612: 48 44
00070613: 80 00
0007061E: 49 4A
0007061F: 4A 50
0007064D: 01 00
00070688: 10 11
00070689: 88 11
0007068A: 88 10
0007068B: 78 F8

上をありがたく利用させてもらって、最大の不満点であった「.」の右ズレが解消され幸せになった。

時間を惜しむ人のために、バイナリ差分適用ファイル(update_msgoth04.exe)を置いておく。ご使用は自己責任でどうぞ。

  1. msgoth04.ttcを複製してmsgoth04.ttc.orgと改名し、update_msgoth04.exeと同じディレクトリに置く。
  2. update_msgoth04.exeを実行する。
  3. msgoth04.ttc.orgをc:\windows\fontsにコピーする。
  4. c:\windows\fonts\msgoth04.ttcを何かに改名する。
  5. c:\windows\fonts\msgoth04.ttc.orgをmsgoth04.ttcに改名する。
  6. 再起動する。
  7. 正常動作の確認後、改名した元のmsgoth04.ttcを削除する。

(3)〜(7)のうち(6)以外はcmd.exe(コマンドプロンプト)を使って操作する。これはMS ゴシックがシステムフォントであるために必要な措置だ。もし上の内容が理解できないなら、おとなしく諦めたほうがよい。システムの一部を改変するわけで、それなりの危険もある。

Tags: PC

2007-04-15

Link 検索のための応急処置

この日記(tdiary)で検索ができなくなっていることに気がついた。検索のできないWebページは索引のない書籍と同じで価値が大きく損なわれると信じているし、何より私自身が不便だ。具体的には、次のようなエラーが出る。

q=Excel VBA
undefined method `strip' for nil:NilClass

tdiarysearchの最新版に置き換えると、今度はInternal Server Errorとなった。diffにかけても違いは「TDiary::Config.new(cgi)」の「(cgi)」の有無だけなので、今回の件とは関係なさそうである。いつの間にかレンタルサーバーのRubyのバージョンが1.8.5になっているので、これと関係があるのかもしれない。

私はRubyについて完全な素人なので、雰囲気を頼りに対処する。今回はstripメソッドが使われている箇所が関数1つに集約されていたので運がよかった。

def load_tdiary_textdb(path)
File.open(path) {|f|
  ver = f.gets.strip
  raise "unkwnown format: #{ver}" unless ver == 'TDIARY2.00.00'
    f.each('') do |header|
      h = {}
      header.untaint.strip.each do |line|
         n, v = *line.split(':', 2)
         h[n.strip] = v.strip
     end
     yield h, f.gets("\n.\n").chomp(".\n").untaint
   end
 }
end

上が問題の関数なのだが、ぜんぜんわからないことだけは自信をもって言える。特にuntaintに至っては想像もつかない。いくつかあるstripのうち、とりあえず異バージョンで例外を投げるverとraiseとの行はコメントアウト。残念、まだ同じエラーが出る。nilがらみの話なので、最後のstripをifブロックで囲ってみた。

if v
  h[n.strip] = v.strip
end

これがビンゴで、少なくとも私の環境では動くようになった。そのうち正式に対処されまで、これでしのぐことになる。

ぜんぜん関係ないけれど、私はRubyを「ルビー」ではなしに「ルビ」と読んでしまう。印刷に興味をもっていた名残だ。あと、JavaScriptの「MochiKit」は直方銘菓「もち吉」に見えてしまう。この理由は不明だ。

Tags: PC
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Before...

Link fiverr crork [jMCchG What as Happening i am new to this, I stumbled upon..]

Link crork seo [N56Otm Of course, what a magnificent site and instructive ..]

Link ント】スウオッチ スオッチス [[ 正規|あす楽 ]|[SOLD OUT]&#..]


2007-04-19

Link メーラーを乗り換える

たまった雑務を休日に片づける。

まずはドメインの更新。私は長らくWADAXという会社を利用している。料金は年額1260円と安いのだが、支払い方法が銀行振込なのが面倒だ。更新時期がくるたびにホスティング先のさくらインターネット(こちらはカード払いで自動更新される)に統一しようと思うのだが、未だ果たせていない。

次にメーラーを乗り換えることにする。これまで使用してきたメーラーはWZ Mail 4.00Feで、UTF-8のメールも読めずSPAMフィルターも搭載しない時代遅れのソフトだ。折しもThunderbird 2.0.0日本語版が公表されたので、移行することにした。

アカウントの設定ののちに最初に行なうことは、メールの保存ディレクトリを変更することだった。初期設定では、C:\Documents and Settings\USERNAME\Application Data\Thunderbird\Profiles\XXXXXXXX.default\Mail以下に保管される。これではバックアップが取りにくいので、ホームディレクトリの下に「tbmail」というディレクトリを作り、これを先のMailフォルダのリンク先とする。

メーラーを変えたついでに、RSSリーダーを本格的に利用することにした。これまでもLivedoor ReaderGrani付属のリーダーも試してみたのだが、結局なじめなかった。今度はメーラーに内蔵された機能なので、わりと気軽に使えると思う。

Tags: PC
本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

Link 6 String Bass [こんにちは,私は&..]


2007-04-22

Link ramifications

このまえ新聞で野球の裏金問題に関する記事を眺めていて、『シャーロック・ホームズの帰還』に収録されている「スリー・クォーターの失踪(The Adventure of the Missing Three-Quarter)」が頭をよぎった。ケンブリッジだったかオクスフォードだったか、どちらかの大学のラグビー部員である依頼者に向かって、ホームズは次のように述べている。

You live in a different world to me, Mr. Overton--a sweeter and healthier one. My ramifications stretch out into many sections of society, but never, I am happy to say, into amateur sport, which is the best and soundest thing in England.

ramificationsというのが難しい単語で忘れてしまいそうだと危惧していたところ、昨夜飲んでいるとき上の話をしていて、やはり思い出せなかった。そのときはbranchみたいな意味の単語なんだけど……とお茶を濁して済ませる。

帰り道、思い出そうとしてbranch、branchとつぶやいているうちに、branchはbraceと似ていることに気がつく。branchの語源は足、braceの語源は腕で、まあ似たようなものだ。ついでにbreakとかbrotherも関係があるのかと思って調べてみたが、これらはゲルマン系の言葉で無関係だった。

ramificationを英和辞典で引くと、「分枝」とか「支流」といった意味がまず出ている。上の例文とも合致しているのだが、もはやこの意味では死語になっているようだ。COBUILDにしてもODEにしても、英和辞典では3番目にのっている「(派生的)効果・結果」という意味でしか掲載されていない。たとえばODEには次のようにある。

a complex or unwelcome consequence of an action or event

COBUILDには次の例文が載っていた。

The book analyses the social and political ramifications of AIDS for the gay community.

Tags: 言語
本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

Link XRumerTest [Hello. And Bye.]


2007-04-23

Link SmartDriveに向いたHDD

自宅で使っているPC(GT4012j)も購入して1年になるので、簡単な手当てを考える。ビデオカードかHDDかで比較検討し、HDDにする。以下理由。(1)SmartDriveの中に入れているためHDD温度が48℃〜50℃に達し、故障が不安である。(2)内蔵HDD(ST3200822AS)は近年まれに見るシーク音で、SmartDriveで遮音していてもガリガリと音が聞こえて耳ざわりだ。(3)予備のSATAディスクを1台も持っていない。

さしあたって「HDD最安値情報」を見て機種を選定するのだが、買おうと思っていた200GBの製品は消滅している。GB単価が最も安い製品は320GBだった。順当にいけばSeagateのST3320620Aなのだが、今回はWestern DigitalのWD3200AAKSにしてみた。

Western Digitalというと、SeagateやHitachiと比較して二線級の印象が私には拭えない。しかしSmartDriveへの内蔵を前提に考えると、WD社のHDDは最有力候補になりうる。たとえばアイドル時の消費電力は、ST3320620Aの9.3Wに対してWD3200AAKSは7.2Wとなっている。事実、職場のeMachines J6442が搭載するWD社製HDDは、SmartDriveに入れているにもかかわらず温度が44℃で安定する。この差は無視できない。WD社製HDDの欠点に「鈴虫」と呼ばれる4KHzくらいの雑音があるが、この手の音はSmartDriveで完全に遮断されるので問題ない。

そういうわけで、HDDを注文して連休中に取り付ける――という目論見でいたのだが、実はすでに取り替えが終わり、新しい環境になっている。正直に言って、NTFSパーティションの完全複製がここまで簡単になっているとは思いも寄らなかった。これもKnoppixとntfsprogsのおかげだ。

作業の流れは、「ntfsprogsを使用したHDDの移行方法」に従うとよい。NTFSパーティションを複製するntfscloneというのが恐るべき速さで、40GBある起動パーティションの複製を15分以内にこなす。半日作業を覚悟していたのに、全工程が2時間程度で終わってしまった。

追記2007-04-27。後日Adobe Photoshop CS2を起動すると、ライセンス認証の画面が出た。ハードウェアの構成が変わったためであろう。ライセンの転送を行なっていなかったので認証されるかどうか冷や汗をかいたが、正常に認証されたようである。

Tags: PC

2007-04-24

Link はじめてのPerlScript

WSFを使うと1つのコンテナファイルに複数の言語が混ぜられると知り、その言語の中に「PerlScript」とあったので驚いた。はじめて見たときにはPerlScriptをPerlのスクリプトと誤解してしまったのだが、実際にはWSH用に用意されたものだそうで、ActivePerlと同時に導入される。Pythonについても同様。

さっそく試してみたのだが、たちどころにエラーが出る。スクリプト単体では通るので不審に思っていたところ、実はPerlScriptは日本語処理に難があることを知る。パッチも公開されている。

WSHを知る以前は、Windows用のスクリプトファイルもすべてPerl用に書いていた。それらをWSHに取り込めればいいと思っていたのだが、パッチを当てる手間を考えるとVBScriptで書き直したほうがいいかもしれない。スクリプトを使う者にとっては、黒背景のコマンドプロンプトよりもGUIなウィンドウのほうが親しみやすいだろうとは思う。setup_sshwindows.vbsはOpenSSHをWindowsで使うための設定スクリプトだが、得るところがあった。

Tags: 言語 PC

2007-04-26

Link The day's still young.

DS9の第44話「密告者」を見ていて、意味がつかめない会話があった。Memory Alphaの同記事にMemorable Quotesとして載っているので「笑うべきところ」なのだろうが……。

"Relax, Quark. No one's accusing you of anything."
"The day's still young."
— Odo and Quark

この「The day's still young.」の含意がわからない。直訳すれば「The night is still young.」(まだ宵の口だ)などと同じく「時刻が早い」という意味のyoungなのだろうと思うが、それがどういう笑いどころになっているのだろう。もしくは、これは決まり文句なのだろうか。

Tags: 言語

2007-04-27

Link PgOleDbを使ってみる

PgOleDb.dllをご存知だろうか。私はきのう知った。PgOleDbを端的に言えばPostgreSQLのOLEプロバイダである。もっとも、これでは「領域とは何か」と聞かれて「連結な開集合のこと」と答えるようなものなので、次段落で効用を説明する。

ActiveX Data Objects(ADO)を使ってDBに接続する場合、ネイティブにアクセスする方法と、ODBCを経由する方法とがある。PostgreSQLには後者の方法でしかアクセスできないと私は今まで思っていた。ところがPgOleDbはOLE DBのネイティブなドライバなので、これをシステムに組み込んだWindowsではPostgreSQLにネイティブに接続できる。クライアント側でデータソースの登録をする必要もないし、PostgreSQL独自の関数の使用も可能となる。Excel VBAやVB6やVBScriptから直接的に利用できるわけだ。

ものは試しに使ってみた。たとえばVBScriptでは、こんな感じで接続できる。

Dim objADO
Set objADO = CreateObject("ADODB.Connection")
With objADO
    .Provider = "PostgreSQL"
    .Properties("Data Source") = strDBServer
    .Properties("Location") = strDBName
    .Properties("User ID") = strUser
    .Properties("Password") = strPassword
    .Open
End With

要はProvider名が「PostgreSQL」で、SQL Serverで「Initial Catalog」になる部分が「Location」に変わっているくらいだ。ちなみに接続の書きかたは多々あるが、私はWith文とPropertiesとを使って項目ごとに行を分ける書きかたを好む。

日本語はどうだろうか。こちらで使っているのはVine Linux 3.2のPostgreSQL 7.4.10だが、ためしにEUC-JPのデータベースから日本語を含む列をSELECTしてみたところ、問題なく取得できた。驚くべきことに、丸付き数字も正しく表示された。さすがだなあ。ただし梯子高は表示されず、文字が消えた。

Tags: Linux PC Excel

2007-04-28

Link MS-IME 2002に挫折する

このまえからATOK 17の振る舞いがおかしくなってきた。まず特定の単語が変換できなくなり、やがて変換できない単語の数が増えていった。最後には、まったく変換しないようになってしまった。おそらくユーザ辞書が壊れているものと思われる。

ユーザ辞書を交換してもいいのだが、せっかくの機会なのでMS-IME 2002を試してみようと思って1週間使ってみた。残念ながら私の環境では実用にならなかった。といっても変換に不満があるのではなく(あるにはあるが使用を中止したくなるほどではない)、IMEの挙動で嫌な部分がある。

まず文節移動について、句読点が独立した文節となっているのが気に入らない。これでは最終文節へ移動(Ctrl+F)すると、「。」だけが変換候補になる。文末の変換は日本語では多発するので、いちいちCtrl+FしたあとでCtrl+Sして文節を戻さなくてはならない。

次に致命的だったのが、親指ひゅんQとの組み合わせで再変換できない点だ。親指ひゅんQを外したら正常に再変換できるのでMS-IMEの問題ではないかもしれないが、親指シフトとIMEとのどちらを選ぶかといえば言うまでもなく前者なので、MS-IMEの使用は断念せざるを得ない。

Tags: PC


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渡辺 慎太郎(na@10days.org)

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