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十日日記


2007-07-02

Link 多読教材としての英英辞典

サボテンサボテンの花が咲いた。からだに似合わず大きい花をつける。

単語帳の話に戻る。Merriam-Webster's Vocabulary Builderに気をよくして楽しい単語帳が他にもないか探してみた。この単語帳の見出し語はハイレベルで、『ジーニアス大英和』にも載っていなかったり(さすがに『リーダーズ+プラス』には載っていた)、訳語ですら私の知識になかったりする。そんな次第だから、同じような感じの入門編があると嬉しいと思ったのだが、ここまでの傑作は見つけられない。

先週になってアイデアが閃いた。用例が充実した単語帳を探すくらいなら、EFLに配慮した学習英英辞典を使えばいいだけのことではないか。そう思ってWebを当たってみると、何事にも先達はいるものである。学習英英辞典の丸暗記を薦める「アンチ・バベルの塔」というブログが見つかった。

このサイトの具体的方法論には同意しない。情報カードの作成はコストに見合わないと私は思うし、辞典のA欄から憶えていく必然性もないと考える。要は続けられればいいのだから、初めの負荷を軽くするのもありだ。たとえばJ・Q・Kの欄を憶えて「絵札制覇」と銘打ってもいいではないか。(面白いことに、トランプの絵札に当たるJ・Q・Kは、英語の中でも単語数の少ない文字に当たる。)それでも、学習英英辞典を頭に入れるという大原則には賛同する。

ワードワイズ英英辞典 所有していた紙の英英辞典は宿替えの際に破棄してしまったので、まずは入門用として見出し語12000語の『ワードワイズ英英辞典』(Longman、桐原書店)を購入する。本書の語義はLDCEと比較してシンプルで、一部の単語はCOBUILDのようにフルセンテンスで定義されている。意味は絞り込んである。たとえばaccordの語義に「協定」にあたる表現はなく、「do something of your own accord」というフレーズのみが掲載されている。

どうして英語が使えない 紙質は普通だが、組はかなり悪い。サンセリフ体の本文は行間が狭いため、pとlとが行を挟んで重なる始末だ。段落単位で広域調整をしているわけでもなく、単語間がチグハグな部分が散見される。素直にLDCEと同じ書体でいいと思うし、高校時代に使っていたLongman Active Study Dictionary of English(LASD)は、もっと読みやすかった記憶があるがなあ。

子供のころから国語辞典や類語辞典を読んできたので、英英辞典も退屈せずに読めている。それどころか、多読教材として最適ではないかとすら思うようになった。かつて酒井邦秀『どうして英語が使えない?』(ちくま学芸文庫)に触発されてリトールド版の本を何冊か読んだのだが、小説を読まない人間には面白くも何ともないうえにコストパフォーマンスが悪いのが不満だった。少なくとも私には、英英辞典を読んでいるほうが楽しく感ぜられる。

Tags: 言語
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