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十日日記


2008-01-06

Link ハードウェア障害

Vine Linux 4.2に更新したサーバーは、いにしえの名機Asus Terminator P3である。CPUにはPentium IIIを850MHzにクロックダウンして使用している。電源が弱く、定格3.3Vが2.9Vしか来ていないので、あまり無理はさせられない。電力不足なのか、CRTに出力するとバリバリ音がするだけで画面に何も映らない。液晶ディスプレイなら映る――という状態だ。念のため、予備機としてTerminator TUが控えている。

バックアップは毎日、FireWire接続した外付けHDDにとっている。rsyncを使って、毎夜ルートディレクトリごと控えをとる。もう一カ所、LinkStationにもrsyncを入れて控えをとっているが、こちらはデータ用ディレクトリだけだ。

そのFireWire接続のHDD(/dev/sda)のこと。手動でrsyncをかけてみたところ、失敗する。fdiskで見てみると、320GBのディスクなのにパーティションが100GBほどしか確保されておらず、それにもかかわらずデータは140GB含まれていることになっているではないか。要するに、パーティションテーブルが明らかにおかしい。手動操作によるfsckでも功を奏さず、パーティションを再作成した。

まずは共有データから移そうとして単純にcp -aでコピーを試みるが、途中でフリーズする。rsyncで試してみると、こちらもダメ。落ちてしまう。

rsyncはリスト処理をメモリ上で行なっているので、ファイル数が多くなるとメモリが逼迫するという話は聞いていた。この共有ディレクトリの場合、pdumpfsの保存先としても使っていたのが悪かったかもしれない。ディレクトリ以下のリンクを毎日追加するため、見かけ上のファイル数が増えるからだ。

Subversionを使うようになってpdumpfsは利用機会がなくなったので、ディレクトリごと消してしまっても構わない。いったん消してから再挑戦しようと考えrm -rfすると、途中で「読み込み専用のファイルシステム」云々というメッセージが出始め、ついにはフリーズしてしまった。再起動するも、fsckで引っかかりSingle Userモードに落ちてしまう。控えがない状態での原本のトラブルに、かなり焦る。

ライブCDのおかげで復旧作業は楽になった。今回もKnoppixを使って起動し、手動でfsckして何とか難を逃れることができた。その後、rm -rfも正常に実行され、ディスク容量が15GBほど減少するのを確認。そこで/dev/sdaに対してrsyncをかけてみると、無事通るようになった。胸をなで下ろす。

作業のあいだに、rsync以外のバックアップ方法も検討してみる。ちょっと試してみたのはunisonで、こちらは差分情報をファイルに書き出すので、rsyncにくらべてメモリに優しいかもしれない。あとは大物としてBaculaがあるのだが、牛刀を以て鶏を割く感がなきにしもあらず。結局、rsync 3.0 pre7あたりで落ち着くことになるかもしれない。

ハードウェアにまつわる障害といえば、液晶ディスプレイのインバーター故障が2カ所でほぼ同時期に起こった。もっとも、インバーターの故障と原因が推定できたのは足を運んで見てまわってからで、状況を聞いたときには別の問題かと思った。(たしかに、画面がつかなければPCが起動していないように一般利用者が思うのは無理もない。漫画家のサトウサンペイの本に、そのような記述があったような気がする。)

液晶ディスプレイのバックライトには、ふつう冷陰極管が使用されている。細い蛍光灯のようなものだが、画面がつかなくなる原因が冷陰極管の寿命である頻度は、そう高くはない。(私自身は一度だけ経験している。)インバーターの故障のほうが、頻度としてはずっと多い。ノートパソコンの場合には、これにフレキケーブルの断線という線も出てくる。

おもしろいと思ったのは、室温が高くなると画面が点きやすくなることだ。朝はつかなかったのが昼からは使えたりして、蛍光灯と同じだなあと妙に感心した。問題のディスプレイはデルの安物15型XGA液晶で直すほどの価値もなく、19型のWXGA+(1440x900)装置を2台購入する。

そんなわけで、この正月は1日から出ずっぱりだったが、ようやく一段落ついた。

Tags: PC Linux
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