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十日日記


2008-02-18

Link 瞬発力の問題

Asymptoteでの日本語の使用を検討する際には、主に英国のWebページやニューズグループを参考にさせてもらった。その際、日本語環境に関する情報が少し古いものがある。たとえば今ではIPA明朝やIPAゴシックが容易に入手できるが、その情報がなかったりする。

こうしたときに著者に連絡するのが親切だとは思うのだが、英文を書く億劫さに尻込みしてしまい、結局はやり過ごすことが多い。以前から「やらずぼったくり」のような気がして、非常に気術ない思いをしてきた。日本語であれば原稿用紙5枚くらいは急げば10分〜15分で書けるが、英語では250ワード書くのに難儀してしまう。

英語学習に関するサイトの中で感銘を受けたものがある。それは「英語上達完全マップ」というもので、特に瞬間英作文を薦める項は身にしみるものだった。これは、出力を滞りなくするため、英語のシンボル操作に特化した訓練だ。瞬発力を養う稽古だと言ってもいい。1文を作るのに1分もかけていては遅すぎるのである。

英作文の栞 著者は瞬間英作文の第1ステージとして、中学英語の例文集を薦めている。使用されている単語が容易なため、目的の技能を訓練しやすいからだ。ただし困ったことに、現行課程の中学英語では文法事項が完結しない。そこで、隠れた名著と言われている『英作文の栞』(山口書店)を使うことにした。

「はしがき」にあるとおり、この小冊子は「中学校のリーダーを中心に高校初級学年に必要と思われるものを加えて、基本例文を集め」たものだ。初版が1964年、改訂版が1975年なので、ちゃんと仮定法までの文法事項が網羅されている。アマゾンには「簡単すぎる」という批判も挙がっているのだが、上記目的のためには適当な水準だろう。

この本の魅力は、小さく(文庫)薄く(98p)安い(320円)点にある。英文の一部は、古いというか不自然に感じるものもある。いま見てきた中では、「a white and black cat」(p.2)は色の語順が逆だし、「In London people call subway the tube.」(p.6)のsubwayが無冠詞なのも気にかかる。しかしまあ、そうした点は修正しつつ使えばよい。

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