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十日日記


2008-09-01

Link ピロリ菌だって生きている

最近読んだエコノミスト誌の記事の中で興味深かったのは、ピロリ菌の話題だ。

ピロリ菌が胃癌や胃潰瘍の原因となることが確認されて大きなニュースとなったのは、何年前だろうか。今では胃癌予防として、ピロリ菌の除去も行なわれることがある。

ところがNYUメディカルスクールの研究チームによれば、ピロリ菌の存在が肥満や食道癌・喘息を抑制することが発見されたそうだ。メカニズムはそれぞれ異なるものの、実際には人類と長年のあいだ共存関係にあった可能性があるという。

現代の先進国の若者で、ピロリ菌を持っている者は多くない。ちなみに妹に聞いてみると、同学年で保菌者は1人だけだそうだ。だが、喘息や肥満を予防する効果がある以上、遺伝子診断のうえ胃癌リスクが少ない場合には、むしろ積極的にピロリ菌を入れることも考えられるのではないか。記事はそのように結ばれていた。

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2008-09-06

Link パーティーに出る

木曜の夜、衆議院議員・古川元久さん(民主党・愛知2区)のパーティーに出ていた。古川さんと初めてお会いしたのは、もう10年近く前になるだろうか。私はまだ学部生で、週に1度くらい、衆議院議員会館にお邪魔して秘書の真似事みたいなことをさせてもらっていた。お世話になったお礼も兼ねて、今回からは会費を支払う側に回る。

お会いするのも4〜5年ぶりだと思うが、生真面目で一本気な性格は変わっていないようだった。勢いばかりで中身がない政治家とは対局にある古川さんを、私はたいへん尊敬している。あまりに商売っ気がないので、失礼千万ながら心配になることがあるくらいだ。もっとも、パーティーの席で藤井さんがいみじくも述べていたけれど、きっとそれでいいのだろう。

会場はANAインターコンチネンタルホテルだった。今回いちばん恥ずかしい思いをしたのは、クロークに荷物を預けるときだ。シャツとスーツはそれなりのものを着ていた。髪型とメガネもちゃんとしていた。ネクタイと靴は、信頼がおける人からの頂き物だから間違いない。だが、迂闊にも鞄のことは考えていなかった。2980円のユニクロの鞄を預けるのは、さすがに躊躇してしまった。(重たいので預けたけれど。)

そういえば、私が箸の持ちかたを直したのは、議員会館の食堂で古川さんと昼食を食べた学部生のとき、偉い人の前で箸が正しく持てないと恥ずかしいと思ったことが契機だった。

この話を人にしたら、クロークの人は受け付けで忙しくて鞄の銘柄を見ている暇はないのではないか、と言われた。たしかにそのとおりかもしれない。ただ、過剰に意識するのも問題だが、あるていど人様に見られているという感覚は必要だと、今回痛感した。とりあえず、鞄を買おう。

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2008-09-08

Link 反転

2週間ほど、隙間時間が断続的に発生する仕事をしていた。手持ちぶさたにEconomist.comの記事を読める範囲で読む。そのときは、ロシアのグルジア侵攻が注目すべき話題だった。

国際情勢についていかに自分が疎くなっているか、記事を読んでいて愕然とした。たとえば「色の革命(Colour Revolution)」が、何のことだかわからない。グルジアのバラ革命やウクライナのオレンジ革命についても、何も知らないに等しい。

簡単にまとめておくと、2003年にグルジアで発生したのがバラ革命で、シュワルナゼが退陣しサアカシュヴィリが大統領になった。一方、2004年にウクライナで起きたのがオレンジ革命で、親ロシアのヤヌコーヴィチと親西欧のユシチェンコが大統領の座をめぐって争い、ユシチェンコが勝った。米国大統領候補のマケインは、同名のNGO団体の代表でもあった。

単に私が無知なだけならよいのだが、そうでもなさそうなところが懸念される。古川さんのパーティーでは最初に講演会があったのだけれど、そのとき講師を務めた田勢康弘氏が近年のマスコミの内向さを嘆いていた。

約20年前、巷では「国際」と名の付くものが流行していた。当時小学生だった私の身のまわりですら、「プラハの春」とか「ビロード革命」といった単語が友達との会話にのぼっていた。政治情勢に詳しい子供でもなかったから、冷戦終結やドイツ再統一、湾岸戦争、ソ連崩壊、といった出来事がつづき、海外の報道から耳にする機会が多かったのだろう。

名前に「国際」とつくだけで大学の難易度が上がると揶揄されたりしたから、その流行は軽薄なものだったのかもしれない。だが、当時と比較しても現在のほうが外需依存度は高いのに、海外への関心はかえって低くなっているように見受けられる。前にも書いたが、Googleニュースの項目が「国際面」から始まる西欧諸国に対し、日本では「社会面」からはじまる。(もうひとつ、日本での科学・技術記事の地位の低さは悲しいものがある。理科離れが子供ではなく大人に起こっていることがよくわかる。)

むかし同人誌に載せていた「日本茶を啜りながら――保守主義家庭の団欒風景」(PDF)では、祖父・父・子と保守3代の会話が繰り広げられているのだが、世代が下るにつれて発想が内向きになっていく。現代の日本社会のマジョリティは、ひょっとすると「子」に最も近いのかと思ったりする。

バブル崩壊後の残滓を象徴するジュリアナ東京が、一夜限りで復活したという報道を目にした。われわれが20年前の気分を味わうとき、ついでに外向きの姿勢も取り戻すことができたら素晴らしいのだが。

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2008-09-09

Link Dropboxを使ってみる

5月17日の日記に書いたとおり、私は複数台のPCで作業環境を共有することに関心を抱いている。たとえばファイルに関しては、SugarSyncを使って同期をとっている。各PCのアーカイブを登録しているほか、ワーキングファイルを「Magic Briefcase」という特殊フォルダに入れておくことで、全PCの同期をとっている。

ここに紹介する「Dropbox」は、この「Magic Briefcase」機能に特化したアプリケーションだ。実際にはSugarSyncに先行するソフトウェアなのだが、まだベータ版で、限定された人間しか使用することができない。先日私もようやく使えるようになったので、試してみた。

My Dropbox結論から言うと、2GBという容量に制約はあるものの、ワーキングファイルを同期するという機能はDropboxに軍配が上がる。まだ商用化していないから、現在のところは無料で使用できる。いつかは有料になるだろうし、できれば早く有料化して財務基盤を強化してほしい。

Dropboxのアプリケーションをインストールすると、「マイドキュメント」の直下に「My Dropbox」というフォルダが作成される。ここまではSugarSyncと同じだ。

My Dropbox内

「My Dropbox」を開くと、サンプルとしてフォルダやファイルが登録されている。それぞれのファイルには、緑色のチェックマークが重なっていることに気付く。TortoiseSVNなどのSubversionクライアントソフトを使用している人間にはおなじみのとおり、サーバーと同期がとれて最新の状態になっているときには、このようなチェックマークがつく。

更新中ここで試しに、「This is your Dropbox.txt」を変更して保存してみよう。すると、右の写真のとおり、重なるアイコンが青い渦巻に変わる。これはサーバーと同期をとっているときの合図で、数秒間たつと元の緑色のチェックマークに戻る。

SugarSyncの場合には、そのファイルが最新の状態になっているかを調べるためには、SugarSync Managerと呼ばれる専用のクライアントソフトウェアを使用しなくてはならない。これに比べると、WindowsのExplorerと一体化している点は高く評価できる。

Dropboxがもつもう1つの優位点は、世代管理を自動的に行ってくれることだ。DropBoxの個人ページにアクセスすると、最近の更新履歴や、フォルダ内のファイルの一覧が得られる。だから、単にファイルにアクセスするだけなら、ソフトをインストールする必要すらなく、ブラウザがあればよい。(これはSugarSyncも同様である。)

画像の説明

画像の説明

さらに「Revisions」というメニューを選ぶと、下の画面のように更新履歴が表示され、どの時点にも戻ることができる。とても便利な機能だが、バックアップをとる業者側としても、差分で保存したほうが帯域と容量の節約になるだろう。

画像の説明

このように、Dropboxはとても有用なソフトウェアだと私は思う。有料化されたときの値段はわからないが、月5ドルていどなら十分ペイするのではなかろうか。いまはまだ招待制で、誰もが使える状態ではないのが残念だ。

Tags: PC

2008-09-11

Link 開眼の夢

昨夜はあまり眠れなかったのだが、無理やり床につく。眠りが浅いのか、夢を見た。

時代は国立市に住んでいたころのようで、深夜、私は家に帰ろうとしている。ところが、夢の中で私は猛烈な眠気に襲われ、足取りも怪しくなり、なかなか家に辿り着くことができない。なんとか四つ角まで出たとき、目の前に真っ黒なモアイ像のようなものが見えた。それが死に神のように感ぜられ、恐怖感から思わず目が覚めてしまった。夢だったのか、と安堵して、ふたたび眠りに落ちる。

次の夢の舞台はぜんぜんわからない。しかしあいかわらず、真っ黒なモアイ像が目の前に映ったままだ。左目だけで見ても、右目だけで見ても見える。しかし、手を伸ばしても触れることができない。今回はそれが死に神だとは思わず、孔子の影だと思い込んだ。それなら構わないかと妙に安心した瞬間、目が覚めて意識が戻った。

ところが恐ろしいことに、目が覚めてもなお黒いモアイ像が映っているではないか。今度は私の目を疑った。網膜穿孔を起こして眼球内の血が見えているのかもしれない。

それから十数秒して覚醒してくると、すべてが明らかになった。目の前には、壁にかけてあるスーツが2着見える。下から見るとそれらが引っ付いて見え、 まるで人型のようだ。そう、私はきっと、目を開けたまま寝ていたのだ。

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2008-09-13

Link 再び軟式へ

ふだんの生活は読書用メガネで通していることが多い。これだと視力が0.1出るかどうかというところだ。しかし家の中や通い慣れた場所では、視力が0.1もあれば生活に支障はない。もちろん、それでは街中の看板や掲示物はおろか2メートル先の文字も読めない。だから必要に応じて屋外用メガネをかけている。

メガネのかけはずしをしたくない場合には、ニチコンEX-UVトーリックというハードのトーリックレンズを使用している。これは強度乱視の人間にとっては宝物のようなレンズで、通常のHCLから乗り換えたときには、装用感の劇的な違いに感激した。いまでも強度乱視の人間にはベストのレンズではないかと思う。

ただ、どうやってもHCL特有の異物感は解消されない。また装用時に眼瞼下垂気味になるのも少し心配だ。どうせレンズをするのは多くて月に5〜6回なのだから、1日使い捨てのSCLトーリックでいいではないかと思うようになった。

今回はアイシティ新宿店を利用した。特に理由があるわけではなく、東口を歩いているときにチラシをもらったからだ。ビル内に丸ノ内線の出口(B12)があるのも助かる。

乱視用1日使い捨てレンズの選択肢は多くなく、店頭では3種類しかなかった。また、その中で最も強い乱視度数をもつ「ワンデーアキュビュー乱視用」でも最高CL -1.75で、しかも取り寄せになる。強度乱視用のレンズを作っても売れないだろうし、仕方がないといえば仕方がない。

使い捨てのトーリックレンズは、以前ボシュロム・メダリストの2週間用を試しに装着したことがある。アキュビューは初めてだが、装用した感じでは、メダリストよりも合っている気がする。右の残余乱視から最高視力に制約がかかるので、左右バランスを重視して左の度を-7.00まで落とした。これで両目0.6程度なので、許容範囲だ。

ソフトレンズはひさしぶりなので、指が目に触れるのが怖くて最初なかなか外せなかった。稽古中に思わず「目の中で勝手に溶けたらいいのに」とつぶやいてしまう。そばにいた係員の女性に「それは危険ですよ」と笑われる。でも、着けるだけで外さなくてよいコンタクトレンズというのは、けっこう魅力的だと思うなあ。

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2008-09-16

Link 大鞄小鞄

土曜日、comradeとともに中野坂上のルーマニア料理店に昼食を食べに行く。こちらは同国のことなど何も知らないから、どんな料理が出ても信じるしかない。特に印象に残ったものはなかったのだが、ひとつ挙げれば、ジャガイモをつぶしたように見えた料理が、実はトウモロコシだったことくらいか。

それよりメニューを見ていて驚いたことがあった。東欧だからスラブ系の言語だろうと考えていたところ、明らかにラテン系と思わせる語句が並んでいる。さらによく見るとルーマニアの綴りはRomaniaで、古代ローマの影響を疑わずにはいられない。自宅に戻ってからWikipediaや『世界大百科』で事実を確認し、納得する。

店を出てから、そのまま新宿まで歩き、小さい鞄(ポーチでいいのか?)を見に行った。

話は前後するが、例のパーティーで恥ずかしい思いをした次の土曜日に、新宿タカシマヤに出かけて鞄を新調した。仕事用だから、ラッシュ時や長距離移動時に耐え、かつ2.5wayストラップが付けられるように、ショルダーバッグという条件があった。事前にフェリージがよいのではないかという推薦を信頼筋から得ていたので、この夏に7階に開店した店に足を運ぶ。

庶民の私はフェリージなんて聞いたこともなかったが、ナイロンと革とのコントラストが素晴らしく美しい。店頭にはショルダー可能なものが2種類のみだったので、そのうちの1つを選ぶ。ちなみにデザインだけをとるなら、単純な手提げのほうがよいと思う。色は、黒(ナイロン)と茶(革)。革の部分がもう少し明るければ申し分ないのだが、総合的にはとても気に入っている。

そういうわけで大きな鞄のほうは片付いたのだが、ポーチがないのが前から困っていた。休日に小物だけ持って出かけたいときがあるからだ。いまは面倒だからシャツにお札を裸で突っ込み、携帯電話も持たずに外出している。そのために不義理を重ねることもある。そこで今回、ポーチをを見に行った次第だ。

私がほしいのは古典的、というか普通のポーチである。はじめは東急ハンズの2階を当たってみたのだが、どれもピンとこない。私の好みが流行外れなのだろうか。次に1階に降りてルイヴィトンの店に行くと、かなり心惹かれるものがあった。が、もちろん手が届く値段ではない。最後にタカシマヤの6階に行って、ようやく満足がいき、値段もこなれているものを見つけることができた。

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2008-09-18

Link サーバー無料キャンペーン

あるPCが、起動時にsvchost.exeのエラーで異常終了するようになった。エラーメッセージには「Generic Host Process for Win32 Services」と出る。これはけっこう厄介だ。

svchostはサービスの実行体なので、その背後がなんであるかを確かめるためには、たとえば

tasklist /fi "imagename eq svchost.exe" /svc

のようにする(参照:tasklistコマンドでsvchost.exeの中身を突き止める方法 )。また、正体がわかったところで、それがOSに直結する部分だったりすると、いかんともしがたい。

結局、標準的なアプリケーション以外は特に入っていない状態だったので、データの控えを取った上でOSごと再インストールした。

再インストール作業は、Windows Server 2003上にWindows+Office+Acrobat+iSeries Accessを導入済みのイメージファイルがあるので、起動時にF12キーを押してネットワーク起動し、リモートインストールを行なうだけで済む。こういう経験をすると、Windows Serverに染まってしまう。

ちなみにWindows Server 2008も試験しているが、こちらはVistaベースだけあって、なかなかのメモリ食いだ。私はWindows Vista SP1は評判ほど悪いOSだとは思わないから機械ごと新規導入するのは構わないが、既存環境をアップグレードする気にはなれない。

さて、そのようにインストールしても、なおsvchost.exeのエラーが止まらない。ハードディスクの損傷が濃厚かと思ったのだが、ふと思うところあって、Knoppix 5.1JのCD-ROMで起動し、起動オプションとしてmemtestを入力する。案の定、画面の下半分が真っ赤になるほどメモリエラーが出る。

4枚刺さっていたメモリのうち、ダメだったのは純正の256MBメモリだった。2枚外しても残りで1GBあるので、Windows XPのクライアント機としては十分な容量である。Knoppixには、この前も助けられた。DellのPCに標準搭載されていたソフトをアンインストールしたら、C++ランタイムまで削除されてWindowsが起動不能に陥ったのだ。1課に1枚、KnoppixのCD-ROMだなあ。

ところで、地下鉄の最寄り駅の階段を上りきって左手を見ると、看板に大きく「サーバー無料キャンペーン」と書かれている。それを見たとき、決算期で日本電気や富士通のサーバー(の基本スペック版)が無料なのだと私は思い、関心を抱いて店まで足を運んだ。

しかし、ここでのサーバーとは「ビールサーバー」など飲料水のサーバーのことだった。自分自身がIT系の人間だと痛感した次第である。

Tags: PC

2008-09-21

Link KDDIの本気度

インターネットサービスプロバイダーのDIONは、現在は「au one net」というブランド名で事業展開している。このまえ、同社のサービスを申し込む必要があった。

サービスの疑問点もいくつかあったので、質問のついでに申込書をもらおうとauショップに足を運ぶ。ところが店員曰くauとau oneとは別物で、au oneはKDDIが直接扱っているとのこと。店には申込書はおろかチラシもない。それだったら名称変更なんてしなくていいのに。結局、電話して申込書を郵送してもらう。

au one net申込書必要事項を記入しようと申込書を一瞥したら、ものすごい項目に出会ってしまった。連絡先メールアドレス欄にフリガナ欄があるのだ。単なるミスなのか、それとも日本語ドメインのためかと思ったりもしたのだが、申込書記入例を見て、どうやらKDDIは本気でフリガナを書かせたいらしいことを悟る。

メールアドレスにフリガナを書かせたくなるのは、おそらくlと1や-と_などの区別がつくようにという話だろう。しかし、これは利用者にそれなりの負担をかける。メールアドレスが「www-project」などだったら最悪だ。「ダブリューダブリューダブリューハイフン……」と、フリガナ欄を溢れる文字数になってしまいそうである。大文字のときは……フリガナを大きく書くのかな。

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2008-09-22

Link eMachines J4514

自宅で使用していたパソコンGateway GT4012jが、突然故障した。BIOS画面にも入らないという深刻なものだ。購入して2年半になるが、特に前兆もなかったので意外の感がある。しかしネットで調べてみると、価格コムなどで同様の症状が少なからず見つかるので、宿痾と言えるかもしれない。ロゴマークの牛にちなんで「狂牛病」と書かれているのも見かけた。うまいこと言うなあ。

サポートに電話(06-4968-6906)を入れて修理代の予想を聞いたところ、診断に1.5万円、マザーボード交換で+3.5万円、電源も交換すると+1万円かかるだろうとのこと。合計6万円になるから、買い替えたほうがいいと言う。マザーはBTXで特殊だし、メモリもDDRで古いし、CPUはSocket 939で先がないし、そのアドバイスは理にかなっている。

急ぎだから、ツクモ電機のネットショップでeMachines J4514を購入する。Gateway/eMachinesにはロクな目に遭っていないのに、また買ってしまった。49,800円という底辺級の価格帯ながら、CPUはAthlon X2 4850eと省エネ(45W)だし、チップセットは780Gだからデジタル出力ができる。どうせ部品の品質は高くないだろうが、PCは2年ごとに買い替える消耗品だと割り切っていいだろう。

その新PCも、使はじめて数日になる。前機種環境への復旧は半分も終わっていないが、さしあたってWZ Editor 5.03とATOK 2008のキーバインドが元に戻せたので、文字入力にストレスが溜まることはなくなった。WZといえば、なんと5年ぶりに新版WZ 6が発売されるそうだ。半ば将来を諦めていた製品だけに、驚くと同時に嬉しい気持ちがする。

この機種をハードウェア単体で評価すれば、性能に特化した機械とでも言えようか。振動によって共鳴音が出る筐体は、さすが安物という感じがする。だが、そのあたりに目をつぶれば悪くない。メモリーだけ増設すれば、かなり使い物になる。Windows Vistaには文句があるが、それはこの機種の責任ではない。

ちなみに、標準ではCPUの省電力機能(Cool'n'Quiet)が有効になっていないので注意。ドライバーはOSに標準搭載されているが、初期状態では「高パフォーマンス」になっている電源オプションで「バランス」という電源プランを選択する必要がある。これで、アイドル時のCPU消費電力が18Wまで下がるようになる。

Tags: PC
本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

Link たぁ [この日記を読む前日,ちょうど我が家のVAIOも寿命を迎えました。 急いで見つけたのが同じくJ4514。 いよいよVI..]

Link nabesin [それは奇遇でした。 パソコンは、夏場を乗り切った秋口にけっこう壊れますね。 J4514は、現時点で最も価格性能比のよ..]


2008-09-24

Link 都民共済ブライダルプラザ

秋分の日は天気がよく気温も30℃近くまで上がったが、空気や雲のかたちは秋のそれになっていた。春・夏・秋・冬は上代からそのまま伝わった単語で、どこにもエ段がない。ひとつ・ふたつ・みっつ・……などもそうだが、日本語の古い語彙の中でエ段はかなり少ない。

四季の中で秋だけイ段で終わるのはなぜだろうとか、春以外の語源は想像もつかないとか、漠然と考えながら新宿まで歩く。春は「張る」と無関係ではないだろう。芽が出たり蕾が膨らんだりする季節だ。英語のspringも似たような発想だと勝手に思っている。このような偶然の一致はあるもので、たとえば「書く」も「掻く」も元々は同じ動作だが、ドイツ語のshreibenもそんな具合だったように思う。

この日は池袋サンシャイン60内にある都民共済ブライダルプラザに足を運んだ。目的の第一は靴を買うこと、第二はジャケットを買うことである。副都心線のおかげで渋谷や池袋に通いやすくなり、今回はその恩恵を受けた。

私の足は、さほど長くないわりに幅が広い。だから靴選びにはいつも苦労する。ふだんは27.0cmの3E〜4Eサイズで、しかも常に同じメーカーのものを購入している。縦が余る恰好になるが、それより小さいものは履けないのだから仕方がない。

しかし、歩行靴や運動靴は脱げないように紐で縛りつけられるからいいものの、通勤用の革靴は難しい。実際、これまで何足も失敗してきた。自分で買った靴より人に買ってもらった靴のほうが足に合うこともあって、少し情けない気持ちになる。

ブライダルプラザが靴のイージーオーダーを取り扱っていることは、少し前から知っていた。現在の靴がずいぶん傷んできたので、いい機会だと判断し、実際に試してみることにした。

「イージー」だから、パターンはそんなに多くない。数種類というところで、デザインはどれも無難なものだ。色も茶・焦茶・黒と、これまた地味な選択。革の素材はカーフで、一般的なビジネスシューズと比較すると軽くて柔らかい。店の方と相談して、その中の1つを選ぶ。念のため紐つきのものにした。

次に足型の測定。やはり幅が広いようだ。縦は右が25.4cm、左が25.1cmだった。甲の高さは普通らしい。恐ろしいことに、基準となるモデルは25cm/3E。通常より2cmも小さい。たしかに縦はピッタリ合うが、相当きつい。これを元に、足型に合わせて横に広げたものを作るのだそうだ。納期は4週間後になる。

靴の次はジャケットだ。春に1着ダメにしてしまったので新しいものを買おうとしていたのだが、紳士服売り場に並んでいる吊しのジャケットでは寸法が合わない。私は身長(171.4cm)のわりに肩幅が広く、腕が長い。だから肩や腕に合わせて選ぶと丈がだらしなく長くなってしまう。逆に丈を合わせるとツンツルテンになる。

ブライダルプラザはスーツのイージーオーダーも扱っている。尋ねてみるとジャケットもやっているとのことなので、1着作ってもらうことにした。初めての経験だから知らなかったのだが、生地を選ぶ→詳細を詰める→採寸するという流れだ。

生地の種類はかなり多い。今回は主に休日に着るためのものだから迷わず決めることができたが、スーツだと間違いなく悩んでしまう。おまけにポケットやらベントやらステッチやら、決める部分がたくさんある。閉店時刻の到来を知らせる音楽が流れる中、担当の方に質問したおして検討・決定する。その後、やっと採寸に移る。

肩のことは、いろいろな店で採寸のたびに「何かスポーツをやっていたんですか」と質問される。バスケットボールという正直な返答は、相手の期待するものではないらしい。ラグビーなどと答えてほしいようだ。が、今回は尋ねられるかわりに「いかり肩ですねえ」と言われた。なで肩の反対のことを仕立屋ではそのように言うそうだ。そのとき聞きそびれたが、この「いかり」はanchorなのかangerなのか。

ジャケットの出来上がりは3週間後だが、おそらく靴と一緒に取りに行くことになるだろう。非営利団体だけあって値段はかなり安いから、大型紳士服店で吊しのものを買うよりも、ずっと身体に合ったものが作れそうだ。

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2008-09-26

Link 鍵盤の軽視

Windows VistaやOffice 2007を使っていて気になることのひとつは、短縮キーや加速キーが軽視されている点だ。

たとえばWindows Vistaでは、各ユーザーのホームディレクトリと配下のフォルダーが明確化されている。この方針には賛成なのだが、ホームディレクトリを表示させるための短縮キーが存在しないのが不思議だ。Mac OS Xでは、Command+Shift+Hが割り当てられている(参照:Mac OS Xのキーボードショートカット)。せっかくWindowsキーがあるのだから、Windows+Hあたりを設定しておいたほうがよいのではないか。

Windowsには、Ctrlキーをベースとした操作とは別に、Alt+F4で「終了」など、Altキーをベースとしたキー操作も用意されている。というより、こちらがWindows元来のキー操作だと思う。正式名称を忘れてしまったのだが、うろ覚えで「加速キー」(acceleration key)とでも呼んでおく。

画像の説明 画像の説明

メニューで「ファイル(F)」となっている括弧付きの文字の意味が初心者にはわからないことがあるという。これが加速キーである。もともとの英語版では、「File」のように表現されている。括弧をつけたのは、漢字などでは該当するキーがないゆえの苦肉の策だ。

加速キーのおかげで、Windowsではメニュー操作のすべてがキーボードで行なえる。これはWindowsの美点だと私は思ってきた。Macでは、操作すべてがキーボードから行なえるわけではない。私がはじめて手に入れたころは、マウスは付属していたがキーボードは別売りだったくらいだ。Windowsはキーボードを大事にしているな、と感心した覚えがある。

ところが、それが失われつつある。たとえばWindows XPでスリープに入りたかったら、Windows→U→Sとキーを押していけばよかった。しかしWindows Vistaでは、そのような操作は行なえない。矢印キーを使って操作しなくてはならない。右矢印キーを1回押すだけでスリープに入れるのは幸いだった。

画像の説明

Office 2007でわずらわしいのは、マクロを有効にした書類を開いたときだ。例によって警告が出るのだが、このダイアログもどきをキーボードで操作する方法が未だにわからない。どうやったら「オプション」ボタンがマウスを使わずに押せるのだろうか。

Tags: PC

2008-09-29

Link 中央口内炎

土曜日は品川の宿場まつりに行ってきた。地元産の品川縣ビールを片手に歩いていたら、土産物屋の店員の女性に「写真を撮らせてください」と頼まれる。きょう見たら、お店のブログに掲載されていた。

そんなことはともかく、口内炎が痛い。私の場合、口内炎ができる位置は下唇の内側と決まっている。「できる」というと自然発生的な感じがするが、正確には「つくる」と表現したほうが正しい。私は唇が厚いので、食事をしているときに自分の歯で唇をかみしめてしまい、そのまま穴を開けてしまうことが数カ月に1回あるのだ。完全な自業自得である。得してないけど。

ただ、これまで犯行に使用される歯は必ず犬歯だった。ところが今回は右の門歯なので、個人的に軽く衝撃を受けている。傷が口の中央だから、食べ物や飲み物を避けようにも無理がある。

間接的には、下の歯の歯並びが悪くなってきたことが影響している。右の門歯は、10年前にくらべて明らかに前傾している。実は10年前、くにたち大学通り歯科で奥歯の治療を受けたとき、米国帰りの医師から親知らずを抜くよう薦められていた。歯が両方とも横に生えて圧迫しているので、放っておくと歯並びが悪くなるという。

そのとき府中病院の紹介状まで書いてもらったのに、怖さと面倒くささで親知らずを抜かないまま現在に至る。たしかに、晴れた日の午前中など、前歯に圧力を感じて痛みを覚えることがある。ひょっとしたら、頭痛の原因にもなっているのかもしれない。医者の言うことは聞くものだと反省する。ちょっと考えよう。

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渡辺 慎太郎(na@10days.org)

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