トップ «前の日記(2010-04-27) 最新 次の日記(2010-04-30)» 編集

十日日記


2010-04-29

Link 英文電子メール本対決

絶対に使える英文eメール作成術 英文電子メール作成の手引きがあればと考え、手近な書籍を2冊手にとってみた。1冊は大島さくら子『絶対に使える英文eメール作成術』(角川SSC新書、2009年)、もう1冊は有元美津世『3行で伝わる英文ビジネスEメール』(講談社インターナショナル、2007年)である。判定:有元(2007)の迫力勝ち。

大島(2009)も悪書ではない。判型も小型で扱いやすいし、コピペできるように例文のウェブページを掲載しているのは親切だ。

ただし、IT関係では怪しい記述もある。たとえば、「フォントは、ほとんどのメールソフトに入っているArial、Century、Times New Romanを使用し」(p.28)というのだが、CenturyはWindows英語版には標準では含まれておらず、Microsoft Word日本語版のために用意されたTrueTypeフォントである。(だからCenturyにはItalicもBoldもない。)

3行で伝わる英文ビジネスEメール この点、有元(2007)の記述は参考になった。全角の有無だけでなくエンコーディングにも気をつけろと言うのだ。Latin-1以外のエンコーディングをSPAM扱いしてフィルタリングする連中もいる、とのこと。これにはなるほどと思わされた。

また、大島(2009)は担当者不明の場合の宛名として「To whom it may concern」(関係者各位)を便利に使える表現として紹介している。これに対して有元(2007)は、こんな事務的なメールが届いたら自分には無関係と思って読まずに捨てると述べている。これも、アメリカ人ならそうかもしれないなと思う。

数量表現の英語トレーニングブック まとめると、大島(2007)は教室の香り、有元(2009)は現場の香りがする本だ。実際にどちらが有効だろうかと考えると、後者に軍配を上げたい。

最後に大島をフォローしておく。同氏の著書に『数量表現の英語トレーニングブック』(ベレ出版、2009年)ある。これは数字・単位・計算など集中的に訓練しなくては身につかない英語の教則本で、とてもよくできている。

Tags:
[]


プロフィール

渡辺 慎太郎(na@10days.org)

分野別表示

Admin | Client | Dev | Excel | Linux | PC | PDA | Web | iPad | web | 家電 | 文具 | | 英語 | 言語 | | 音楽

月別表示

1999|07|
2003|05|06|07|08|09|10|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|

最近の記事

雨量情報 dictionary.com Yahoo google Yahoo! 路線情報 東京アメッシュ l-mura l-aka l-momo 目次 r-mura r-aka r-daidai r-kiiro asahi.com nogulabo r-sora r-midori r-midori r-momo