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英英辞典読書録

2007|07|08|09|12|
2008|01|

2007-07-24 click、clique、club

_ pp.106-111。閉所恐怖症のclaustrophobia(p.106)を知っていたのは、DS9のガラックがそうだったから。

今回は例文から得るところが大きかった。clay(p.106)が典型的で、

He made a figure out of clay.

のように前置詞の使い方だとか、click(p.107)の例文にある

The door clicked open.

のようにclick音がドアに使えるとか。clickの例文はCLD2jaでもドアだった。英和辞典の「カチッ」という訳語では思い至らない例文だろう。もっとも、『リーダーズ』は「ガチャッ」という訳語も載せている。英英辞典を読書しはじめてから『リーダーズ+プラス』の株が上がりっぱなしだ。

このほかp.107では、胸の谷間のcleavageとか、聖職者のclergyとか、顧客のclienteleとか、自らの語彙不足を痛感させられることが多かった。

clingfilm(p.108)には

thin clear plastic that is used for wrapping food

とあって、米国商標では“SARAN WRAP”というではないか。サランラップは国産の製品で「皿」とかけているのかなと思い込んでいただけに、ちょっと驚く。そういえば昨日、米国で「雪見だいふく」がMochi Ice Creamとして人気を博しているという記事をどこかで読んだ。

clique(p.108)も、該当する日本語がすぐには浮かんでこなかった。

a small group of people who know each other well and are not very friendly to other people

「ムラ」という日本語が頭をよぎったのだが、英和辞典に「派閥」とあり素直に納得。ただし政党の派閥の場合には、“Mori's faction”(森派)のようにfactionを使うのが通例のようだ。

生活関係では、clothesline(洗濯紐、p.109)、clothes peg(洗濯ばさみ、p.109)のように、日本語で「洗濯」にあたる語が英語では“clothes”になるところが少しおもしろかった。

club(p.110)は動詞でお金を出し合うという用法が主に英国で存在する。

We all clubbed together to buy him a leaving present.

また、トランプのスーツのクラブは棍棒であってクローバーではないのだが、語義には

a group of playing cards with black shapes like rounded leaves on them

と書いてある。誤解されるのは致し方ないところなのか。


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